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小頭症を引き起こすジカ熱は日本でも流行するのか [病気]

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*http://www.cnn.co.jp/usa/35076344.html

いよいよ第31回オリンピックが今年の8月に

ブラジル・リオデジャネイロで開催されます。

しかし不穏なニュースが流れてきました。

中南米を中心に「ジカ熱」という伝染病が蔓延していて

世界保健機関(WHO)が妊婦が感染すると、

先天的に脳の発育が不十分な

「小頭症」の新生児が生まれる恐れがあるとして

「国際的に懸念される

公衆衛生上の緊急事態」にあたると宣言したのです。

WHOは、妊婦の感染と小頭症の因果関係が

「まだ科学的に証明されてはいないが、

強く疑われる」点で

専門家の意見が一致したと説明しています。

そのためブラジル当局は

妊婦のオリンピック観戦を控えるよう勧告しました。

ジカ熱とはジカウイルスを持つ蚊が媒介する感染症で、

人から人へは感染しないということです。

ですから現在の日本のように冬の地域では、

流行地で感染した患者が入国しても、

感染が広がる可能性は極めて低いと考えられます。

でも流行地に渡航予定がある妊婦の方は

注意が必要でしょう。

また8月にブラジルでオリンピックが開催されるため、

世界中に感染が広がりかねません。

ジカ熱は日本に生息するヒトスジシマカも媒介するということです。

それで今後、蚊の発生時期にウイルスが持ち込まれれば、

国内で流行する可能性があるわけです。

日本もジカ熱の診断体制を整え、

蚊対策の準備を進めることが求められます。

ジカ熱の症状としては、発熱や発疹など

風疹やはしかに似た症状が現れるそうです。

一般に症状は軽度で、短期間に回復しますが、

ワクチンや治療薬がないことから、

厚生労働省は注意を呼びかけています。


小頭症とは:

頭蓋骨の縫合が早期に完成するために

頭が極端に小さいものと,

脳の発育が悪いために脳体積が小さく,

頭蓋腔の容積も拡大しないものの二つがある。

知能の発達遅滞が顕著である。

前者は頭蓋骨癒合症の治療に準じるが,

後者には有効な治療法がないことが多い。



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