松形弘樹の病名は「脳リンパ腫」と判明

俳優の松方弘樹さん（７３）が「脳腫瘍」の疑いで、

長期療養に入ったということが知らされましたが、

検査の結果、松方弘樹さんの病名は、

「脳リンパ腫」であることが分かったそうです。


今後は完全復帰を目指して治療と療養に専念するとのことです。



脳リンパ腫とはどのような病気なのでしょうか?

脳にはリンパ系組織がないため、

なぜ悪性リンパ腫が発生するのか

原因は分かっていないようです。

以前はリンパ腫が脳に原発することは稀でしたが、

近年は増加傾向にあり、

50歳以上が80パーセントを占めているということです。

1/3～1/4は初期症状として、

頭痛、吐き気、嘔吐が見られるということです。

治療方法は手術での摘出は不可能なので、

放射線治療と化学療法ということになります。

最も効果的な治療方法は化学療法で、

現在はメトトレキセートという抗癌剤を投与した後に、

全脳に放射線を照射する方法が

最良とされています。

この場合生存期間中央値

（50％の人が生存している期間で、

平均生存期間に近い）は

４０ヶ月前後ということです。

いずれにしてもつらくて時間がかかる治療法に

なると思いますが、

再び元気な姿をファンの前に見せていただきたいと思います。

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